当院のご案内

院長挨拶

誕生

青洲会グループは昭和59年5月1日(1984年)、初代理事長・上野義博医師により、100床の病院としてこの地に誕生しました。当初より“いつでも、どこでも、誰にでも医療を!”を合言葉に、地域医療に力を注いできました。訪問タイプの医療・介護、動けない患者さんを外の連れ出して楽しむ会の結成、地域での健康教室・指圧教室・リハビリ教室、健康祭、講演会等々—これらは、その後制度化された訪問医療・介護、介護系サービス、地域の健康イベントの先駆けであったと考えます。

新展開

当平戸・松浦地域は、人口過疎化と高齢化が進んでいいます。住み慣れた自宅で過ごせない方にも、それに近い場所を提供することが急務となり、各種施設を用意しました。すばらしい海と山、おいしい空気、美しい夕日の当地はそれに適した土地と言えます。
一方、医療の専門化・高度化が進行している今、広範囲の他病院との連携が必要となっています。地域の患者さんの利便性を重視した、当院の役割をしっかり担える病院であることが必要となっています。
H22年に発足した回復期リハビリテーション病棟は、急性期を乗り切った患者さんの社会復帰を専門的に行う病棟で、色々な病院からの患者さんを受け入れています。

私たちの役割

医療は目的ではなく手段です。一人一人に与えられた人生を、自らが思い描くものにしていく過程には、健康はなくてはならぬものです。健康維持の手助けをするのが私達の役目と考えています。健康はある時はとても寛容に見えますが、ある時はとてもはかないものであり、またある時は厳しい忍耐を要求します。これに立ち向かう、先達者としての医療人には、無限の能力が要求されます。それはあまりにも遥か過ぎて無力感に襲われることもありますが、患者さんの笑顔を糧に、日々精進してよりよい医療人を目指しています。